京都観光というと、有名な神社仏閣を巡りながら一日中歩き回るイメージがあります。

もちろんそれも楽しいのですが、「今日は少し疲れたな」と感じる日もありますよね。

そんなときに出会ったのが、京都市上京区にある妙顕寺でした。

境内には、思わず縁側へ腰掛けたくなる庭園が点在しています。

歩き回る観光ではなく、「景色を眺めること」が目的になる。

今回は、妙顕寺で出会った美しい庭園をご紹介します。
山門をくぐると、京都の時間がゆっくり流れ始める
妙顕寺へ到着すると、まず迎えてくれるのが重厚感ある山門です。

瓦屋根や木材からは長い歴史が感じられ、門をくぐる前から空気が変わったような感覚になります。

住宅街の中にあるとは思えないほど静かで、「今日はゆっくり過ごそう」と自然に気持ちが切り替わりました。
思わず座りたくなる「四海唱導の庭」
境内へ進むと、最初に目を奪われたのが枯山水庭園です。

白砂が丁寧に整えられ、その奥には鮮やかな新緑。

さらに枝垂れ桜がやさしく彩りを添えています。

派手な演出はありません。

それなのに、不思議と目を離せなくなる景色でした。

縁側へ腰掛けて眺めていると、風が木々を揺らし、雲がゆっくり流れていきます。

京都観光でこんなにも長く一つの景色を眺めたのは初めてだったかもしれません。
苔と石がつくる、静かな日本庭園
妙顕寺には、もう一つ印象的だった庭があります。

苔が一面に広がり、その上を石畳がゆるやかに続く庭園です。

鮮やかな緑の中には、手入れされた松や椿が並び、季節ごとに違った表情を見せてくれそうでした。

歩きながら眺める庭というより、「立ち止まって眺める庭」。

どこを切り取っても絵になる景色で、気づけば何枚も写真を撮っていました。
竹庭で感じる、京都らしい静けさ
妙顕寺を歩いていて、特に京都らしさを感じたのが竹庭でした。

中庭にまっすぐ伸びる竹。

その足元には鮮やかな苔。

竹が風に揺れる音だけが静かに響き、都会の喧騒を忘れさせてくれます。

京都には竹林の名所がいくつもありますが、ここでは人混みを気にせず、自分のペースで眺められるのが魅力です。

「静かな京都を味わう」という言葉が、ぴったり当てはまる場所でした。
大本山 妙顕寺
住所:京都府京都市上京区寺之内通新町西入妙顕寺前町514
アクセス:京都市営地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」より徒歩約10分
公式サイト:https://shikaishodo-myokenji.org/

こんな人におすすめ
  • 京都の美しい庭園をゆっくり楽しみたい人
  • 人混みを避けて落ち着いた時間を過ごしたい人
  • 日本庭園や枯山水が好きな人
  • 写真を撮りながら京都らしい景色を楽しみたい人