京都の二寧坂(二年坂)中腹にある甘味処『かさぎ屋』。
大正ロマンの代表的画家・竹久夢二はかつてこの店の隣に居を構えており、恋人の彦乃と度々この店を訪れたといいます。
幸運にも、夢二がかさぎ屋に送った色紙が掛けてある席に案内してもらいました。

展覧会ではお目にかかれない貴重な肉筆に感動!
許可をいただき、撮影させてもらいました。
さて、今回は夢二と彦乃が大変気に入っていたというメニューを注文。
それがこちらの夏季限定メニュー『しるこセーキ』(¥900-)。
ミルクセーキから着想を得たというハイカラスイーツです。
温かいお茶と共に、夢二と彦乃が過ごした時間に思いを馳せながらいただきました。
ミルクセーキからインスピレーションを得たという『しるこセーキ』。
冷気を漂わせながら運ばれてきました。

滑らかなお汁粉は小豆本来の甘みがしっかり感じられます。
そこに氷のしゃりしゃり感が加わることでグッと引き締まった味わいに。
白玉は冷えていることでグッと弾力が増し、この一杯で様々な食感を楽しむことができました。
清水焼きの茶器もまた可愛らしく、煎茶は小豆との相性もピッタリです。

和の趣にハイカラをブレンドした『しるこセーキ』は夢二の心を惹きつけ、ここで彦乃と過ごした時間は彼の財産となったことでしょう。

夏の暑さが厳しい京都では、小休止にもうってつけです。
ぜひ一度召し上がってみてください。
『かさぎ屋』
営業時間 10:00〜17:00
定休日 火曜日