京都の繁華街「新京極」のすぐ西の通りの寺町通りにはその名前の通り多くの寺院があります。
御池通りから南に入った寺町京極には有名な「本能寺」とお盆8月16日にご先祖をあの世へ送るための送り鐘で知られる「矢田寺」がありますが、もう1つ「天性寺(てんしょうじ)」という寺院があります。
にぎやかな寺町京極の通りに面してある天性寺で、私も以前からその存在は知っていたのですが、中に入ったことはありませんでした。
というのも、あまりにもひっそりとしているため拝観できないと勘違いしていたためです。
とはいえ観光寺院ではないので、お参りされている方はあまりいらっしゃいません。
初めて境内に入ったこの日もまだ午前早めということもあり、私以外に参拝されている方はいませんでした。
山門を抜けるとすぐそこが繁華街だとは思えないほどの静かで癒しの景色が待っていました。
うるさいほどの蝉の声でしたが、それ以外に音が聞こえないことで、かえって境内の静けさを感じます。
天性寺は浄土宗の総本山である知恩院の末寺で、御本尊は阿弥陀如来です。
でも写真の通り本堂に入ることはできませんでした。
外から手を合わせてから奥へ進むと…。
青々とした木々に囲まれたお堂が見えます。
このお堂は奈良県の天河大弁財天社から勧請された弁財天様がお祀りされている弁天堂です。
芸能や学問、財運の神様である弁財天様にはあらたかなご利益があるそうで、こちらにお参りされる方はよくいらっしゃるそうです。お堂の前には撫でると願いかかなうというご神石がありました。
静かな境内でゆっくりとお参りできる癒やしの天性寺。
残念ながら私が訪れたのは夏でしたが、春は木蓮が美しく咲き誇るそうで、知る人ぞ知る木蓮の名所とか。
来年の春は木蓮の美しい景色を愛でにぜひとも訪れてみたいと思っています。












