高松のアーケード内、南新町のビルの2階に「Cafe Gallery 銀色」はあります。
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Cafe Gallery 銀色はコーヒーや紅茶などの飲み物を中心に、スイーツや軽食などもいただけるカジュアルなカフェです。
ビルの2階にありますが、広く明るい階段が入りやすい雰囲気を作ってくれており、お店に入ればスタッフさんたちが親しみある笑顔で迎えてくれます。
広く開放的な店内では、スタッフさんたちとお客さんが和やかにおしゃべりする光景をよく見かけます。
なんだかとてもあたたかい空気が充ちていて、わたしはここに来ると自分のこころがゆるんでいくのを感じます。
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この店でのわたしのイチオシは、本日のスープとトーストのセット。
スープは常に2種類用意されており、どちらも丁寧に煮込まれたコクがあってやさしい味です。
この日のスープはカブ or カレー。
カブのスープにも激しく惹かれましたが、本日はカレースープをチョイス。
みずみずしいサラダや厚切りのトーストもシンプルに美味しい。
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この日は試食として、ホットケーキも添えてくれていました。
新メニューにホットケーキを試作中だそうで、お客さんに味の感想を聞きたいということでした。
こんな風に、お店とお客さんの距離が近いのもこのカフェの魅力です。
知らず知らずのうちにお店作りに協力できてしまうなんて、嬉しいですよね。
新メニューにホットケーキを試作中だそうで、お客さんに味の感想を聞きたいということでした。
こんな風に、お店とお客さんの距離が近いのもこのカフェの魅力です。
知らず知らずのうちにお店作りに協力できてしまうなんて、嬉しいですよね。
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食後はこのお店の看板メニューのひとつでもある、はちみつ紅茶を。
芳醇な紅茶の味わいにほんのりとしたはちみつの風味が加わって、口が幸せ状態。
ふと見れば、紅茶のカップがとってもオシャレ。
そう、このカフェは器にもこだわりがあるんです。
店主が神戸などから仕入れた美しい器は料理に使われており、購入も可能です。
Galleryという単語が店名にも入っていることからもわかるように、このお店は店主がセレクトしたアイテムや様々なアーティストさんの作品を展示販売しているんです。
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絵画をはじめ、バッグやアクセサリーなど、作家の個性が光る作品は、見ているだけでも楽しいし、感性に響きます。
紅茶を飲みながら、並べられたものをゆっくり見ている時間はとても豊かで穏やか。
賑やかなおしゃべりもできるし、静かな時間を楽しむこともできるのはCafe Gallery 銀色ならではの楽しみ方。
どちらもあるし、どちらでもない。
ココには極端なものがないから、わたしはとても安心するのかもしれません。
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そうそう、忘れてはならないのが、店主が長い時間をかけてやっと入荷にこぎつけたミャンマー高原の棗はちみつ。
これが、とにかくすごいはちみつで。
言葉では言い表せないので、味も効能も最高レベルとだけお伝えしておきます!
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高松は、だれかにとっての「居場所」が必ずある街です。
そこに行くとホッとしたり、深呼吸できるような、まるで家みたいな。
Cafe Gallery 銀色はわたしにとって、間違いなくそんな居場所の一つです。