菅原道真を祭神とする天満宮・天神社の総本社。天神信仰の発祥の地です。
古くから学問の神様として親しまれ、多くの受験生が参拝に訪れます。修学旅行の定番でもありますね。
道真が梅を愛したことから、境内には約50種・1500本あまりの梅が植えられ、梅の名所として有名です。
道真の命日にあたる2月25日には「梅花祭」が行われ、誕生日である6月25日にもちなんで毎月25日は「天神さんの日」として縁日が開かれます。この毎月25日と行事がある日には境内にある「長五郎餅」の境内茶店も営業します。門前菓子である長五郎餅はぜひ食べてほしい逸品。本店は北野天満宮近くの滝ケ鼻町にありますので、境内茶店が開いてない日はこちらにどうぞ。

境内には、道真の使いが牛であることから数多くの牛の像が奉納されています。これらの臥牛は「撫牛(なでうし)」といって、道真にあやかって頭がよくなるように頭をなでたり、体の不調があるところをなでることでご利益があるとされています。
また、豊臣秀吉が催した「北野大茶会」跡の石碑や太閤井戸、御土居が境内に残るなど、秀吉と関係の深い場所でもあります。秀吉ファンの方もぜひ。