鹿児島県南さつま市には「焼酎神社」と呼ばれる神社があります。いやぁ、変わった名前ですよね!近くを通っていたはずなのに、この神社の存在は知りませんでした。


酒造りの神
である木花咲耶姫(このはなのさくやひめ)は、別名「酒とけの子の神」とも言われています。
一夜で子を孕んだことから瓊瓊尊杵に疑いをかけられてしまいます。そんな疑いを晴らすために「日の御子なら、たとえ火に焼かれようと無事に産めるはず」と言って、土で塗り固めた無戸室に火を放った。そして燃え盛る部屋のなかで無事に出産したという伝説が残されています。

スゴいですよね‥‥‥体を張って無事に出産できた木花咲耶姫は偉大です😭
しかし、なぜこの神社は竹屋神社と別に焼酎神社と呼ばれる名を持っているのか。
お酒の神様がお腹に子供を「産す(むす)」ことは、麹と酒母によって発酵した酒の醪(どぶろく)に相当する。

どぶろくが密閉された蒸留器の中で「蒸される」ことで、蒸留酒→焼酎が「産される」
この事が神秘的な隠喩となって表現されているのです。昔の人々は凄いですよね……自分は理解するのに少々時間が掛かりましたよ💦
※詳しくは上記の画像を見てみてください!
そしてなんと!この神社は「自販機」でおみくじお守りが買えるんです!かなり珍しいですよね。あ、もちろん現在も稼働しているのでご安心を!!
(御朱印が欲しい方は近くにある宮原ふれあい館まで)



名称:竹屋神社
住所:鹿児島県南さつま市加世田宮原2360
駐車場あり