油小路通錦小路にある「野口家住宅」は、江戸時代から代々呉服商を営んできた商家です。
現在の建物は1864年(元治元年)の大火後に再建されたもので、表の店舗棟と奥の居住棟を玄関棟で接続した表屋造りとなっています。
現在の建物は1864年(元治元年)の大火後に再建されたもので、表の店舗棟と奥の居住棟を玄関棟で接続した表屋造りとなっています。
特に注目されるのは、江戸時代の武将・茶人・建築家・作庭家だった小堀遠州ゆかりの座敷。伏見の小堀屋敷から明治時代に移築されたものだとされています。
「野口家住宅」は京町家の典型例の一つとして貴重とされ、1983年(昭和58年)に京都市指定有形文化財に指定されました。…と聞くと中を見たくなってしまうのですが、内部は残念ながら非公開です。
ただ、過去に一般公開されたこともあるので、今後そんな機会があるのを待つしかありませんね。
ただ、過去に一般公開されたこともあるので、今後そんな機会があるのを待つしかありませんね。