神戸市中央区、三宮は神戸市の中心地でした。
発展ぶりは、この20年あまりで、JR神戸地区の開発により近代商業地域となったハーバーランドに劣ってしまった感じですが、わたしと息子たちは、気楽に出かけるなら三宮に行きます。
不定期にですが、生田神社に行くという目的もあるのです。

境内には多くの末社、摂社があります。
息子にも神さまの由来など、その都度説明します。
戸隠社があり、息子に
「知ってるやろ?
手力男命(タヂカラオノミコト)のお社やで」
と訊くと
「なんだっけ?」
と。
「天照大神が天の岩戸にこもったときに、外の楽しそうな騒ぎで
ちょっとだけ開けて覗いたのをこじ開けた男神」
そう教えると、昔教えたそれを思い出して、
「なんかそれ、可愛らしいんよなあ、天照大神が。
何してんのかなーって覗いたと思うと」
と笑っています。
その神さまの小さなお社もある生田神社です。


弁天様もお祀りされています。
ご神木とされる立派な木もあちこちに。
ただ、わたしと息子にとってのご神木、いえ、ご霊木は別にあり、それは内緒でございます。

街の中心部に、こんな場所がある、神戸に住み続けていてよかったと思うときです。
年をとってもずっと、歩ける限りは、この透明感ある空気を吸いに来たいなあと思っています。
だから、できるだけいつまでも足は丈夫に!と移動はできるだけ歩きます。