湿地好きの間では日本有数といわれる雨竜沼。標高850mに位置する山岳型高層湿原帯でラムサール条約にも登録されています。

さほど興味がなかったのですが、仕事で訪れたときに圧倒的な光景に感動。3.5kmの登山道を歩いた先には「北海道の尾瀬」ともいわれるほどの絶景が広がります。
道中はけっこうな斜面ですが渓谷ならでの景観を楽しめます。
こんな吊り橋があったり、
落差36mの「白竜の滝」があったりと、湿地に向かうまでも気持ちよいです。
登り切った先は突然の異世界。
広さは東西4km・南北2kmの約100ha。東京ドーム20個分ほどの湿地が広がります。

これは6月下旬の写真ですが、山肌には雪が残っていますね。
大小100以上もの沼「池塘(ちとう)」が点在。
この沼が不思議な世界観を醸し出します。
高山植物の名所としても知られます。
夏になるとさまざまな花が一斉に開花。
高山植物はこぢんまりとしていて愛らしいです。
札幌から車で約2時間少々、沼好きの方はぜひ一度ご来訪を。
北海道雨竜郡雨竜町338−2