美瑛観光のハイライトとして年間約35万人が訪れるといわれる「白金青い池」。ここは工事の一環で生まれた偶然の産物なんです。
こちらは青い池へとつながる美瑛川。
噴火した十勝岳の泥流災害を防ぐため「堰堤(えんてい)=堤防」がこの川にいくつか建設されました。昭和後期のことです。
そのうちのひとつが現在の青い池になりました。もともとは池にするつもりはなく、結果として池になったそうで。
こんな感じでコンクリートに囲まれ、水がせき止められています。
水が青く見えるのは上流の沢由来の成分が混ざり、光に反射するからとのこと。立ち枯れマツとの組み合わせで、終末感ただよう幻想的な雰囲気に。
町を守ろうと作った結果、観光客にも恵まれたラッキー工事。
訪れる際は晴れた日の午前~お昼がおすすめです。