港都酒田の料亭文化を今に伝える「山王くらぶ」。酒田の歴史や北前船が運んだ豊かな文化にふれられ、日本三大つるし飾りのひとつ、「酒田傘福」が常時展示されている数少ない場所でもあります。
パッと目を引く華やかで可愛らしさもあるお飾りの一つ一つには、子の幸せを願ったものや無病息災などの意味が込められており、すべて手作りで作られています。
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よくみると作りが大変細かく、まさに繊細な作業の賜物と言えるかもしれません。
「山王くらぶ」はもともと老舗料亭として使われていた建物で、今では国の登録有形文化財にも指定されている伝統的な建造物です。
各部屋の緻密な組子細工(くみこざいく)や銘木(めいぼく)にも、ぜひ注目してみてください!
「山王くらぶ」はもともと老舗料亭として使われていた建物で、今では国の登録有形文化財にも指定されている伝統的な建造物です。
各部屋の緻密な組子細工(くみこざいく)や銘木(めいぼく)にも、ぜひ注目してみてください!
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酒田の傘福展が行われる時期(2023年は2月26日~11月5日まで)は、県内外から海外の方まで多くの方が来場されます。売店には、簡単に作れる傘福のキットも販売されていますよ。
ぜひ酒田を観光するスポットの候補に入れてみてくださいね!