江戸時代に創業し、置屋兼お茶屋として現在も営業を続ける「輪違屋」。通常は一般非公開ですが、今年で第48回目を迎えた「京の夏の旅」の文化財特別公開で見学することができます。
日本最古の花街・島原で、今も現役の置屋兼お茶屋
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島原は京都市下京区に位置する日本で一番古い花街。今はお茶屋組合が解散して住宅街となり、「輪違屋」「角屋」「島原大門」だけが当時の面影を残しています。
輪違屋は1688年創業。現在の建物は1857年に再建されたもので、京都市指定有形文化財(建造物)に指定されています。
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「第48回 京の夏の旅」で特別公開
京都では、夏の時期に非公開の文化財を公開する「京の夏の旅」を開催中。第48回となる今回は、新選組が結成から160年となるのを記念し「新選組結成160年&世界遺産」として文化財特別公開を行っています。
新選組も足繁く通った島原に現存する唯一の置屋として、輪違屋も内部を特別公開中。輪違屋の公開は9月24日(日)までです。