当日は昼の部、夜の部、共に皆さん熱心に聴いてくださり、ヌガザカさんの怪談にも熱が入っていました。
怪しく光る眼鏡、白熱する怪談話。
いつしかお寺の空間がねじ曲がり、お寺の上空には黒い雲が立ち込め始めました。
人でない者たちが引き寄せられていたのでしょうか。。
怪談が終われば、お楽しみのBBQ。
十輪寺からほど近い、民宿カラフルでのBBQでは、皆さん初対面とは思えないほど打ち解けて、楽しくわいわい肉を食らっていました。
BBQの最中にも彼らの怪談は止まりません。
ヌガザカさんだけではなく、お客さんたちの怪談話も始まって、再度白熱。
さすが怪談好きとしか言いようがありません。
肉を咀嚼しながら、霊が出るというマンションの話をし、酒を呑みながら、あそこに小さな子供が座っている、と指をさす。
霊感が一切ないわたしまで、霊が見えるような気になってくるから不思議です。
彼らのエンドレス怪談は、てしま自然の家に移動してからも続きました。
そして、昨日のおどろおどろしさが嘘のように爽やかな朝を迎え、豊島離島怪談会はお開きとなりました。
皆さん、ヌガザカさんの怪談が聴けたうえに、手持ちの怪談も話し尽くしたようで、憑き物が落ちたようなとてもすっきりとした顔をしておりました。
主催者側としては、怪我や問題も一切なく、皆さん楽しんで帰られたようでほっと一安心。
素直にとてもうれしかったです。
今年も大成功・大盛況でした!
豊島離島怪談会は基本的に夏の開催ですが、好評のため次の開催は2024年2月の予定となっています。
もしも興味がありましたら、ぜひ!
怪談という、とても深く広い世界へと、あなたをお連れいたします。