相国寺は臨済宗相国寺派の大本山。室町幕府の3代将軍・足利義満によって建立されました。
12の山内塔頭を抱え、金閣寺(鹿苑寺)や銀閣寺(慈照寺)、真如寺は相国寺の山外塔頭にあたります。
多くの文化財を持ち、寺内にある承天閣美術館において、相国寺と塔頭寺院に伝わる文化財が収蔵展示されています。
法堂は現存する最古かつ最大級の法堂建築とされ、豊臣秀頼が慶長年間に再建したもの。法堂の天井画には狩野光信筆の「蟠龍図」が描かれ、“鳴き龍”と呼ばれています。
内部は非公開だが、春秋の特別公開で拝観が可能。2023年秋の特別公開は9月26日(火)から12月10日(日)まで行われます。