瀬戸内海の豊島に移住して2年。
お隣の小豆島には豊島が属する土庄町の役場があるため、事務的な手続きや買い出しで渡ることも多く、わたしにとって小豆島は、近隣の島の中では一番親しみがある島と言えます。
小豆島にはかなり詳しくなったつもりではいましたが、先日美味しいピザ屋さんを見つけて、わたしの小豆島フリークレベルはまだまだだなと反省しました。
その美味しいピザ屋さんがこちら。
小豆島町にある「ピザハウスmomo」。
アメリカン&カントリーな佇まいが目を引くこちらのお店は、主にピザを提供しているレストラン。
お店に入ると、ピザ生地が焼ける香ばしい香りがふわりと鼻をかすめます。
迎えてくれたのは、お母さんと娘さん。
やさしく親しみ深い笑顔に、お店に入った瞬間から癒されました。
初来店ということで、まずは看板メニューのピザを注文。
ピザはS、M、Lとサイズが選べるので、おひとりさまでも安心して注文できます。
本日、わたしと夫はマルゲリータとベーコン&ソーセージのピザ2枚をチョイス。
両方ともいちばん小さなSサイズを注文したのですが、たっぷりとチーズが乗っていて、ボリューミー。
生地は厚めのもっちりとした食感で、具材とのバランスも絶妙。
ピザの美味しさや醍醐味がしっかりと感じられるピザでした。
いい気分になっているわたしは調子に乗ってビールも注文。
最近は秋の気配がゆっくりと近づいてきていて、この日もお店の窓からは秋特有のカラッとして暖かな日差しが入り込んでいました。
食べながら見ていると、時折りお店の常連さんが顔を出して、野菜を届けたり、軽くおしゃべりして帰ってゆく。
お店のお母さんと娘さんは、ゆっくりとした動作で、微笑みを浮かべて給仕する。
ふいに〝世界って美しいな〟と感じて、自分が随分このお店でリラックスしていることに気付きました。
決して美しいだけではないこの現実世界のなかにも、ほんの一瞬目を見張るような美しさが確かにある。
その一瞬を、見逃さないようにしたいと、欲深いわたしは思うのでした。
この日はナポリタンを頼んでいる人も多数いるようで、ピザだけでなく美味しいメニューがまだまだ他にもありそうな気配が。
小さな声でまた来ようと、夫と誓い合いました。
店の外にはフォトスポットも。
遊び心も豊かなピザハウスmomo。
皆さんもぜひ食べに行ってみてくださいね。
ホッと一息つける、やさしい時間が流れていますよ。