さつまいもの茎を食べたことがありますか?
驚くことに、さつまいもの茎は、食物繊維はもちろん、ビタミンCやビタミンB6も豊富で健康や美容にも良い食材なので、茎を捨ててしまっている人は損をしているかもしれません。
山陰地方だけでなく四国や中部地方などでもさつまいもの茎を食べる習慣があるようです。
それ以外の地方の方でも「食材が乏しかった戦時中に食べたことがある」というご年配の方もおられるようです。
さつまいもの茎は「いもづる」「いもがら」などと呼ばれており、さといもの茎である「ずいき」と共にこのへんでは昔からよく食べられています。
ところが、そんなさつまいもの茎ですが、現在は食べる人が減ったせいか地元のスーパーならどこでも売っているとは限らなくなりました。
いもの茎を扱っている数少ないスーパーの一つがJA鳥取西部が運営の「ふれあい村 アスパル」です。地元の農家さんが直接持ち込む農産物直売所で安くて新鮮です。
こちらのスーパーで旬の物を買い求める人は多いのですが、いもの茎もこの時期には争奪戦が勃発するので早めに行かないと買えません。
驚くことに、さつまいもの茎を食べるための専用苗もあり、たくさん食べたい人は家庭菜園で作っています。
もちろん一般のさつまいもの苗を育てても食べられる茎はできますが、たくさん茎を採ってしまうと芋が育たなくなるので注意が必要です。
それでもさつまいもより茎の方を食べたいという人もいて、芋には目もくれず茎を採りまくっています。
皮をむいてきんぴらにすると最高においしいです。
JA鳥取西部 ふれあい村アスパル鳥取県西伯郡日吉津村日吉津1450営業時間:8:30~17:00
年中無休 ※1月1日~1月3日を除く