2023年10月21日・22日に行われた秋の犬山祭り。
通常は春の開催なのですが、今年は秋も開催されましたね。
愛知県犬山市の地で、江戸時代(1635年)から続く犬山祭り。
犬山城と並ぶ針綱神社の祭礼で、13輌の車山を見ることができますよ。
ユネスコ無形文化遺産にも登録された歴史あるお祭りなのです。
春ほどではないですが、賑わいをみせている犬山城下町を車山が通ります。
(ちなみに、犬山祭りでは車山と書いて「やま」と読みます)
13の車山は各町内で持っていて、写真に写っているのは外町(蘇登町)の「梅梢戯(ばいしょうぎ)」。
それぞれ車山にも名前があり、見た目も違えばからくり人形も違い、お囃子や太鼓まで各町内で違いがあるのがおもしろいですよね。
秋晴れの空に鮮やかな車山の装飾が映えますね。
見えにくいですが、車山は3層構造になっていて、一番下の下山と呼ばれるところに太鼓を叩く子どもたちが乗っています。
高さは約8メートルで2階建ての建物と同じくらいあり、重さはなんと約5トン。
これをお手古(てこ)さんと呼ばれる男たちが運んでいます。
「車切り」や「どんでん」と言われる、車山を持ち上げて方向転換させる見どころも!
城下町前の広場に車山が集まったらひと段落して、夜の運行に向けてちょうちんをつける作業に。
夜の運行もとても煌びやかで、つい足を止めて見てしまいますよね。
秋の犬山祭りもいいですが、やっぱり犬山祭りは桜とともに車山を見上げる春ですね。
春のお祭りに行ったときにどんなところを見たらいいかおすすめポイントをまとめましたので参考にしてください♪
- 車山にはそれぞれおうちがある!車山蔵(やまぐら)も見てね
- 車山の下を見てください。低姿勢で車山を押す手古さんが…!
- 太鼓の子どもたちを肩車する手古さん(結構大きい子もいます)
- 夜耐え切れずに太鼓を叩きながら寝る子どもの姿…(笑)
- からくり奉納も各車山で全然違う!
- 祭りを愛する祭りの民の熱さがヤバい
ちょっと書ききれませんので、春のお祭りに行ったらまた投稿します♪
犬山祭り
場所:犬山城前広場、針綱神社~城下町~犬山駅前エリア
日時:春と秋に開催(秋は運行がない場合もある)
※通常は土曜日が試楽祭、日曜日が本楽祭で、針綱神社へのからくり奉納は日曜日に行われます