佐賀市で行われる最大のイベント、「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」。嘉瀬川の河川敷で開催されるこのイベントは、アジア最大級の空のスポーツイベントです。
空を見上げれば遠くからでもバルーンの姿をおさめることができます。天気はもちろん、風の強弱や向きにも左右されやすい繊細なスポーツで、当日の朝にいきなり競技中止になるなんてことも…それでも皆で飛ぶことを願い、一丸となって見守る空気もまた、イベントの魅力の1つです。
今年の開催は11/1~11/5の5日間。特に3~5日は3連休ということで、訪れる人の量は倍増!選手含め、県外からも多くの人々が集まります。今回、11/3に現場でバルーンの姿を目に焼き付けてきたので、レポートします♪
この日は早朝の霧がすごく、加えて交通混雑も深刻な状態だったため、7時半を過ぎての離陸となりました。河川敷の坂沿いに座り眺める人が多く、川に向こう側では水面に反射するバルーンの姿が見えるとのことで、一面、人で埋まっていました。
1つ、2つと離陸していきます。離陸する順番は勝ち負けに直結せず、それこそ高さを競うわけでもなく…用意されたスポットをおさえて通過し、あとは各々の判断でベストな場所に着陸するという流れ。素人にはなかなかわかりにくい仕組みですが、ルールを理解せずとも楽しめます。
ただ、その姿を見つめて空を仰いでいるだけで、ふつふつと静かに高揚していくのを感じます。壮大で、神秘的な光景!
色や柄もさまざま、青空に映えます。
ぷかぷかと浮かぶ、お手玉のような一枚。何かが空をゆっくりと仰ぎ、浮かぶ姿はなかなか見られないので、とても幻想的に見えます。
絵本の中の世界のようです♪佐賀の企業が参加していたり、参加者が機体から元気よく手を振っていたり、温かさも感じられる景色が見られます。なんだか心が浄化されていくように思えます。イベントの係留用のバルーンも続々と膨らみ、競技用のバルーンが飛び立ったあとも、辺りを賑わせていました。
帰り道、着陸しているバルーンを見つけるのも楽しい♪佐賀の空を色とりどりに染める秋の一大イベントは明日まで。夜間係留ではライトアップされてまた違った景色が楽しめてオススメです。子どもがもう少し大きくなったら、その景色も見せたいなと思います♪
【佐賀インターナショナルバルーン大会】
期間:11月1日(水)~11月5日(日)
場所:嘉瀬川河川敷