新田荘歴史資料館は、上毛かるたの「れ」の札で知られる「歴史に名高い新田義貞」の新田義貞に関連する資料が展示されています。

入口付近に、新田義貞の像が刀を掲げた仁王立ちのポーズで建っています。
新田義貞は鎌倉幕府を滅ぼし、足利尊氏との戦いに敗れた武将ですが、新田家の末裔の岩松氏が太田市に歴史が深く関わってきます。

岩松氏の先祖が新田義貞で歴史が太田市に関わってくるからこそ、やがて太田市の歴史のことも学べる新田荘歴史資料館が2009年に建ちました。
新田荘歴史資料館は、埴輪の展示もありました。
太田市の旧石器時代、縄文時代から人々が生活を営んでいたようです。
埴輪の服装をよく見るとボタンが多くあり、頭には現在知る帽子とだいぶ異なったかぶり物のイメージと捉えました。
また、平成3年に放送されたNHK大河ドラマ「太平記」で、新田義貞役を演じた根津甚八が着用した赤糸縅大鎧も展示されていました。そのすぐ隣に脇屋義助役を演じた石原良純が着用した色々縅大鎧の展示もあり、2つの鎧が格好良く素敵です。
展示室の中で撮影禁止の場所があったため、リーフレットに載っていた一部の新田猫絵を撮影しました。
新田猫絵は岩松義寄・徳純・道純・俊純の4代にわたって描かれ、ねずみ除けとして人気を呼びました。新田猫絵、みんな可愛かったです。現世は猫ブームなので猫が好きな方にとって嬉しくなりますね。
歴史や大河ドラマと猫が好きな方で興味を持った方、新田荘歴史資料館へぜひお越しになってください。