くま
2025-01-25 19:00
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【京都市北区・左京区】昭和の面影を残す橋の歴史と風格
まちフォト
京都府・北大路
「北大路橋」は、賀茂川に架かる北大路通を結ぶ橋です。1933年（昭和8年）に建設され、当時は金閣をイメージした灯籠や本御影石の高欄が親柱や中間柱に設置されており、市電が通るために橋桁が薄く平坦になっていました。そのため、独特の風格を持つ橋だったといいます。
第二次世界大戦中の供出により灯籠が撤去され、市電は1978年（昭和53年）に廃止。2008年（平成20年）、架橋から70年が経過して老朽化が進んだため、耐震補強・補修工事が行われました。その際、架橋当時の写真を参考に灯籠が復元され、景観に配慮しながら現在の姿が完成しました。
↑ この灯篭が金閣寺というわけですな。
そう思って見ると、なかなか趣きのあるたたずまいです。
くま
大阪生まれの大阪育ち、京都在住のフリーランスのライターです。
関西と時々伊豆に出没します。
よろしゅうおたのもうします。