弓ヶ浜半島は日本海に面して弓のような形をしているので、境港・米子方面から海越しに大山町の風車が見えます。もちろん風力発電の風車です。
冬の日本海はとてつもなく強い風が吹くので、風車もグルングルン回って羽が取れないか心配するほどです。実際、冬に風車の足元と通ると音が響くことがあり、さぞかし電力を作り出しているのだろうと想像しています。
普通は国道9号線を走ると見える風車たちですが、今回はより日本海に近い旧道を通ってみたら見たことのない風景がありました。
この旧道は一般の人は余り通らない細い道で車のすれ違いもままなりません。
でも写真好きの人たちにはよく知られた人気のスポットのようです。
道路の右側には日本海の向こうに島根半島が見えます。その島根半島にぶつかるような形で画像の左側から弓なりになっている弓ヶ浜半島が始まり、現在地の大山町へと続きます。
境港方面から見ると日本海の向こうに大山、ふもとに米子市から大山町へ画面右から左へと続きます。
かつて浅田次郎さんの短編小説「銀色の雨」の映画(賀来賢人さん、中村獅童さん等出演)ロケでもこの風車のある風景は使われました。
もっと違う角度からも観てみたいと思わせる風車と日本海が美しい風景でした。
風車のある場所
住所:鳥取県西伯郡大山町大塚※国道9号線を走るとここ以外にも点在する風車を見られます。