JR木次線にある亀嵩(かめだけ)駅は、奥出雲の山間にあるレトロ感のある小さな駅舎です。誰もが懐かしさを感じるようなこの駅は、松本清張原作の小説に描かれ、映画「砂の器」のワンシーンにも登場しました。
駅舎に入ってすぐ右手に、奥出雲名物の手打ちそば扇屋さんがあります。
小さな駅舎内の美味しい手打ちそば屋さんは、駅とともに観光客に知られる人気のそば店です。
今日はここのおそばが目的でやってきました。
15分ほど待って店内に入ると中央に達磨ストーブがあります。これも昔からずっと変わらないままで、現在も稼働中でした。
決して広いとは言えない店内には有名人のサイン色紙がずらーりと並んでいます。
本場の奥出雲そばを割子そばでいただきました。
初めから薬味が乗っているタイプです。やや太めでコシがあってしっかりとした食感!素朴で力強い割子そばです。
出汁は濃い目ですが辛すぎず満足感のある美味しい出汁でした。
ただし、こちらの七味唐辛子は新鮮で少量でも効くのでかけ過ぎ注意ですね。
温かい月見そばも出汁は入っていないのでお好みで好きな量だけかけていただきます。
懐かしさと美味しいそばに誘われてまた来たくなる亀嵩駅です。

JR木次線 亀嵩駅内 手打ちそば扇屋
●住所:島根県仁多郡奥出雲町郡340
●電話:0854-57-0034
●営業時間:10:00~15:00(オーダーストップ)
●定休日:火曜日(祝日は営業)

手打ちそば扇屋 ホームページ