ゲゲゲの鬼太郎で有名な鳥取県境港市は、ベニズワイガニの漁獲量が全国1位です。地元では紅(べに)ガニとも言われ親しまれています。ズワイガニ=松葉ガニ(鳥取県産の呼び方)も多く獲れますが、地元民に人気の買いやすいベニズワイガニを紹介します。
※あくまでもざっくりとした個人の感想です。ご了承ください。
ベニズワイガニの今年の漁の解禁日は9月1日が漁の解禁日、高級な方の松葉ガニ(ズワイガニ)は11月6日が漁の解禁日です。
9月になると市場やスーパー、道の駅などにはベニズワイガニが並び始めます。価格が落ち着いてくるのは10月以降ですが、12月に入ると年末に向けてのご祝儀相場が始まり価格は上がるので、地元の人が自宅用に購入するのは10月から12月初めくらいまでが多いです。
年が明けて1月中旬を過ぎるとまた価格は落ち着きますが、日本海側は12月を過ぎると天候が荒れる日が増えるので、そのため漁ができない時期が続くと価格は上がります。
これは12月初旬の大型スーパー「PLANT-5 境港店」のベニズワイガニの価格です。それほど大きくないベニズワイガニは2枚で798円でした。
同じ時期の「大量市場 なかうら」は1枚2800円からと桁が違いました。
カニの大きさが3周り位大きくなると一気に価格は上がるようです。カニの身の量が全く違うのでこの料金になるのでしょうか。
ちなみに、なかうらさんは12月31日~1月4日までが休業になるので、直前の29日、30日には恒例のとびきり価格のセールとカニ汁先着1,000人無料のサービスを行うようです。
そして、11月下旬の「道の駅 琴の浦」。
そこそこの大きさのベニズワイガニが3枚で1,000円。スーパーと比較してもかなりお買い得です。
親ガニと言われる卵を産んだ後のメスガニは常に最も安いのですが、お隣にあるそれと同じ価格とは、他店ではまずお目にかかれないお買い得価格です!
一方、11月前半、魚介類が安い「スーパーマルワ 米子後藤店では兵庫県産を置いていますが2枚で498円(税抜き)でした。大きさはあまり大きくありませんがそれにしても安いです。
同じマルワの11月後半のベニズワイガニは、かなり大きめになって789円でした。兵庫県産は安い?
こちらは10月中旬の店内でバーベキューをしたり鮨や丼も食べられるお店「HATONOVA 三光丸 境港」です。観光客も訪れるお店なのでスーパーのカニより大きさが2周り位は大きいのでこの価格は納得です。
ちなみに、お隣にあった松葉ガニ(ズワイガニ)はこの価格でした。全然違いますが他店よりは安い気がします。
最後にお店ではなく10月初旬に行われた境港市の水産祭りのベニズワイガニです。
さすがに文句なしに安いです。大きさ十分のベニズワイガニが3枚も入って4,000円とは破格の値段です。
一部に足折れ等があるとはいえ自宅用なら文句なし!カニを求め県外からも大勢の人が水産祭りに訪れる理由がわかりました。^^
今年の9月以降、行った先々でベニズワイガニの価格の推移を見てきた感想をまとめると、
1.スーパーに並ぶカニはお手頃価格の小さめサイズが中心
2.同じ店でもタイミングでサイズや価格は全く違う

私が出した結論は、
・購入目的によって時期やお店を選ぶ
・10月から12月初旬までに安いと評判のお店を何度かチェックする
・コスパを考えると境港水産祭りは特におすすめ
でした。

9月から翌年3月くらいまで目的・必要に応じてあちこちでカニをチェックしてたくさんの選択肢から選べるのが地元民のメリットですね。
PLANT-5 境港店
住所:鳥取県境港市竹内団地276番地
電話:0859-47-5600
営業時間:8:00~22:00
年中無休

大漁市場 なかうら
住所:鳥取県境港市竹内団地209
電話:085945-1600
営業時間:8:30~16:30
定休日:12月31日~1月4日

スーパーマルワ 米子後藤店
住所:鳥取県米子市米原1480-2
電話:0859-21-5889
営業時間:9:00~20:00
年中無休※要確認

THATONOVA 三光丸 境港 インスタグラム
住所:鳥取県境港市相生町33
電話:0859-30-2667
営業時間:7:00〜21:00
定休日:火曜日

道の駅 琴の浦
住所:鳥取県東伯郡琴浦町別所1030-1
電話:0858-55-6566
営業時間:9:00~17:30
定休日:12月31日~1月2日※要確認

境港産祭り 毎年9~10月初旬開催
場所:鳥取県営境港水産物地方卸売市場周辺
問い合わせ先:社団法人境港水産振興協会
住所:鳥取県境港市昭和町9番地33 (流通会館内)
電話:0859-44-6668