二本松市杉沢に、ひときわ目立つ1本の巨木があります。
杉沢の大杉と呼ばれるこの巨木は、樹高が約50ⅿ、推定樹齢は600年~1000年とも言われている国指定天然記念物です。
高さを分かりやすく言うと、16階ぐらいのマンション程だそうです。
この杉に魅了された二本松藩主の丹羽光重が、永年20年に「杉沢の大杉」と名付け、その際に当時の村名を「杉沢」と改めたと伝えられています。
しっかりと整備された広場には遊具に休憩所があり、子供からご年配の方までゆっくりと楽しめるようになっていました。
遠くからでも実感できる大きさの「杉沢の大杉」ですが、近くで見ると、その大きさと太さに驚かされます。
雄々しくもどこか優しい印象を感じられる杉沢の大杉は、今もなお地域を見守り続けてくれているのかもしれませんね。