モビリティショーで展示されていた数え切れない車の中で、一際存在感を放っていた一台があります。
それがテトラ・アビエーション株式会社が開発している空飛ぶ車「Mk-5(マークファイブ)」です。
100kmの距離を飛ぶことのできるこの機体は、一人乗りで滑走路はいらず垂直離着陸で空中に浮かびあがることができます。
翼部分はとても軽く、会場に置いてあったサンプルは成人男性なら片手で持ち上げられるほどでした。
多くのプロペラが付いている見た目は、まるでアニメーションに登場する機体のような印象を受けます。それは、かつては空想だった世界に現実が迫ってきたということなのかもしれません。
二人乗りの後継機の開発も進行しており、空飛ぶ車が生活の一部となった時代もそう遠い話ではない気がしました。