河原町通を御池通から北に上がると、東側のホテルオークラ京都と日本銀行京都支店との間に「明治天皇行幸所織工場跡」の石碑が建てられています。
明治時代、ここには東京遷都によって衰退した京都復興のために建てられた織工場がありました。
1877年(明治10年)、明治天皇が関西行幸した際にこの織工場を見学しました。石碑はその跡を示すものです。
今では織工場の面影はまったくなく、こんな京都の中心部に工場があったというのがなんだか不思議な感じがします。