オシドリは鳥取県の県鳥です。日野町根雨の日野川沿いでも、毎年400〜500羽が北海道やシベリアあたりから飛来し10月~翌年3月頃までその艶やかな姿が見せてくれます。
一度は見てみたいオシドリ達ですが時間帯によって居る場所が異なるので、明るい時間に簡単に確実に観察したいなら「オシドリ観察小屋」がおすすめです。
オシドリ駐車場は少しわかりにくいので注意が必要ですが、到着すると手作り感満載のお迎えが待っています。
2分ほど歩いて小屋の方へ向かいます。
途中の小屋には、オシドリの餌になるどんぐりがたくさん溜めてありました。
オシドリ小屋に向かう日の川沿いの道の向こうには伯備線を走る特急やくも(昔の車両で走行中)が見えました。
小屋はちょうど先のガード下にあるようです。
小屋に向かう通路にものぞき窓があり、鴨の姿も見えました。
小屋の中に入る時だけ300円が必要で、1回払えば1日何度でも出入室が可能です。
オシドリは早朝に小屋の前でどんぐり等の餌をもらいに来ますが、その後は近くの池や川に移動して餌を捕ったり遊んだりするそうで、それ以外のオシドリ達が小屋の前の川の向こう側で遊び、夜になると皆そろって近くの山に寝に帰るそうです。
昼間のオシドリ小屋からは、そんな川の向こう岸で遊んでいるオシドリ達を観察します。小屋に入る前は足裏を消毒して鳥インフルエンザ対策もしっかりと。
肉眼で見た風景。
一番奥中央の川岸にいるオシドリをフィールドスコープで観察します。
フィールドスコープで覗いたオシドリ達の様子。
※望遠カメラではなくスマホをフィールドスコープのレンズに当てて撮りました。
不安定ですごく難しいので全然うまく撮れていませんが、雰囲気だけでも伝わりますでしょうか。
肉眼で見るともっともっと色鮮やかでものすごく感動しました。
なんといっても人工的に作った置物のようなメリハリのある配色の自然美、お見事です!
そんな造り物のようなオシドリ達が動いている!!!ホンモノだぁ ^^
初めてこの鳥を見た人はきっと驚いたでしょうね。ずっと見ていても飽きないので時間を忘れ日常を忘れてリフレッシュしてしまいました。
ただ1つ、色鮮やかなオスに比べてなんと地味なメスよ。( ˙࿁˙ )ポカーン
茶系でシックにまとめたコーディネイトは同じオシドリと思えないほどです。
まぁ自然界はだいたいこんな感じなのでしょうが。
オシドリ観察小屋
●住所:鳥取県日野郡日野町根雨310番地(日野川沿い)
●電話:0859-72-2101(日野町役場産業振興課)
●開館日:11月1日~3月31日
●開館時間:7:00~17:00
●休館日:第2・第4水曜日、12月31日、1月1日
●入館料:一般300円(1日出入り自由) ※18歳以下無料。15名以上の団体は150円。1,500円の年間パスポート有り
●駐車場:有り(オシドリ駐車場)