12月3日、佐賀駅構内にオープンした「佐賀之書店」。オーナーは、数多くの歴史・時代小説を描いてきた直木賞作家、今村将吾さんです。
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店名に“佐賀”と入っていることや、この地で本屋を立ち上げた流れから「佐賀出身の方かな?」と思いましたが、そういうわけでもなく…作家として大きく道を切り開くキッカケとなった出来事に、佐賀が大きく関係したという背景があるそうです。
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2021年、当時あった書店が閉店後…県の主要駅でありながら“書店がない”という課題に直面していた佐賀駅。そんな状況を知り、今回の出店に至りました。
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オープン前から駅は大歓迎モード。開店前のシャッターに貼られていたポスター、ここにある寄せ書きは、書店オープンを喜ぶ県民が書いたメッセージで溢れています。とても温かい取り組み!そして本屋を皆が望んでいたことがわかります。
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左側には、今村将吾氏の作品がずらり。2018年に直木賞を受賞した「塞王の楯」などなど…ファンにとっては聖地のような盛り上がりです。
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筆者が訪れたのはクリスマス直前。友人家族とのホームパーティで絵本をプレゼント交換する予定だったので、こちらで選びました。歴史・時代小説の作家がオーナーということで、子供向けの本はあるのかな?と思いましたが、イベントブースのほか、右手前にも子供向けの本がたくさん揃っていました♪
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プレゼント包装をお願いしました。
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可愛くラッピングしてもらいました。昼時だったので、休憩時間や移動中に立ち寄る人も多く、客層はさまざま。新たな駅の賑わいスポットとして、学校や仕事の帰りに気軽に立ち寄れる“街の本屋さん”として機能してるのを感じました♪