「現代サーカス」をご存じでしょうか??

フランスで生まれた演劇やダンスなどの芸術要素とサーカスの要素を融合した舞台芸術です。実は香川には「瀬戸内サーカスファクトリー」という現代サーカスの団体があるんです!

こちらの朝日新聞の記事に瀬戸内サーカスファクトリーの活動が詳しくまとめられています。
香川という小さな地方で、アート性の高い現代サーカスを観劇できる機会がたくさんあるなんて素敵じゃありませんか?
今回は1/20(土)に開催されたイベント『Workersワーカーズ!』を観に行きました!
パンフレットによると、瀬戸内サーカースファクトリーは5年ほど前から職人さんと創作活動をしてきたそうです。とび職の方とチームを組んで、サーカス器具設置の研修、とび職をテーマとした現代サーカスの作品作り、工業用クレーンの部品製造会社と空中芸専用の躯体製作、香川の名石「庵治石」の職人さんと庵治石でできたサーカスの器具や美術づくり・・・。
今回の『Workers ワーカーズ!』は香川の木材会社「山一木材」さんをモデルとした作品で、もちろん舞台美術はすべて山一木材の職人さんが制作したそうです。

では、さっそく会場へ・・・

丸亀市綾歌総合文化会館(アイレックス)ホールが会場でした。
開場15分前、すでに待っている方も。
公演は撮影禁止でしたので、参考にパンフレットを載せておきます。
火の輪くぐりや空中ブランコ、動物達のショーなど、華やかなでアクロバティックなエンターテイメント性の強いサーカスとは違い、軽快な音楽と共に時にダイナミックな動きを、ゆったりした音楽と共に時にクラシカルにしっとりした動きで身体表現が繰り広げられる正にアート性の高いサーカスでした。

いわゆる「サーカス」を期待していた5歳の息子は「よく分からなかった」と、少しがっくりしていましたが、いろんな表現の方法がある、ということを肌で感じてくれたのでは無いかと思います。
公演の様子が瀬戸内サーカスファクトリーの公式SNSで公開されていますので、ぜひ見てみてください!
瀬戸内サーカスファクトリーが気になる方は、2/10(土)~3/17(日)まで高松市石の民俗資料館で企画展示『風土がはぐくんだ、唯一無二のサーカス~瀬戸内サーカスファクトリーのあゆみ』が開催されるようですのでぜひ足を運んでみてください。
オープニングパフォーマンスや、サーカス体験ワークショップなど関連イベントもあるみたいです!
◎瀬戸内サーカスファクトリー