今回、職場の福利厚生のイベントとして桜下亭で「テーブルマナー講座」に参加してきました。この講座を通じて、「桜下亭」の雰囲気や料理を楽しむことができたので、みなさまにご紹介したいと思います。
ここは、広島市近郊の静かな住宅地にある古民家。日本の伝統的な情緒と欧州の文化が見事に融合した空間で、四季折々の美しい風景を楽しむことができます。

「桜下亭」の庭園は、作庭家・名匠「重森三玲」が手掛け、幾何学的で力強い石組み、深く静かな苔、そして斬新なまでの造形美を魅せてくれます。この庭園は、日本特有の「わびさび」という美意識を大切に受け継ぎ、訪れる人々にその世界観を体感させる場となっています。

会食当日は梅の花でしたが、春には桜の木が四本立ち並び、染井吉野や彼岸桜などが咲き誇り訪れる人々を楽しませてくれます。(公式ホームページでは、バーチャルツアーで、お店の雰囲気を楽しむこともできます)
そして気品あふれるフランス料理とワイン。これらのペアリングは、最高の体験を味わうことでしょう。

シェフは、広島の食材をはじめ、季節感あふれる食材を用い、フランス料理の伝統を尊重しつつ、日本の風土や文化と融合させます。食事の美しさと味わいは、「桜下亭」の雰囲気と完璧に調和し、ぜいたくなひとときを提供してくれます。

ワインの選定にもこだわりがあり、料理の味わいを引き立てるだけでなく、食事の雰囲気を一層豊かにしています。
amuse(アミューズ):添えられた植物は「とうもろこしの花」。甘味がありました。
Hors-d'œuvre(オルドゥーヴル)①:添えられたお花も食べれ、お皿も料理とマッチしており気品があります。
Hors-d'œuvre(オルドゥーヴル)②:コンソメビクスは魚介類のエキスが深みを増し、パンにもつけて味わえます。また手の込んたライスペーパーが添えられ、一層料理を演出しています。
Poisson(ポワソン):魚は瀬戸内海産の天然寒鱸(スズキ)。そして牡蠣(カキ)。ソースは春菊と水菜の香りがしました。海の波を表現したお皿の柄は、料理を一層引き立てます。
Viande(ヴィアンド):ポルト酒風味の牛蒡のソースの風味がフィレ肉を包みます。
Dessert(デザート):冬苺のバルサミコマリネの味は、私にとって初めての経験でした。
ここは、静かなたたずまいの中、日頃の喧騒を忘れ、心の故郷を感じます。

あなたもこの「桜下亭」で、庭園を愛でながら、フランス料理とワインで至福のひとときを過ごしてみてください。
〈桜下亭〉
・住所:広島県広島市安佐南区長束西3-9-17
・問い合わせ:050-5493-7799
・営業時間:
ランチ:月~水・金~日 11:30~13:30
ディナー:月~水・金~日 18:00~22:00(L.O.20:30)
・定休日:木曜日
・座席数・席の種類:総席数 56席
テーブル個室(1室/2名~6名様用)
テーブル個室(1室/8名~10名様用)
テーブル個室(1室/2名~8名様用)
・駐車場:15台(無料)