2024年は辰年です。辰年は、成功や発展の象徴である昇り龍にちなんで、十二支の中でも縁起が良い年だと言われています。
そのせいか、全国で龍にまつわる神社は初詣から始まり参拝客が軒並みアップしているようです。

鳥取県にも龍にまつわる神社がありました。なんでも、龍の持つ玉の下に立つとご利益があると注目されている神崎神社です。
国道9号線を走ると琴浦町に神崎神社の看板がありました。
ここを入り、くねくねした細い道を住宅地をぬって日本海に向かいながら進みます。
神崎神社は、思ったよりも大きかったものの普段は地元の人だけが参拝するような古い神社という印象を受けました。
が、本殿の建物や彫刻は、鳥取県指定保護文化財に指定されているようで、なかなか見ごたえがありました。

辰年のためかテレビで紹介されたためか、地元の人いわく、いつもより多い人が参拝していて、駐車場もいっぱいでした。
拝殿を一見しただけであちこちに見事な彫刻がありました。

まず、しめ縄の上にある彫刻を詳しく紹介します。
向かって柱の左にあるのが唐獅子と牡丹、反対の右にも同様の唐獅子と牡丹があります。
その2つに挟まれた中央の彫刻は竜宮城を表す彫刻で、左が竜宮城、中央に乙姫様、右には浦島太郎が見られました。

神崎神社のすぐ近くが日本海で、地元の住民も漁師など海に関する仕事に携わる人が多いことから海にまつわる民話がモチーフになっているのでしょうか。
そして、しめ縄をくぐり拝殿向拝天井を下から見上げると、いました!立派な龍の彫刻がありました。結構迫力あります。
どちら向きに見たらいいのかよくわからなかったのですが、これが正解のようです。
この鳥取県指定文化財の龍が持つ玉の真下に立つとご利益があるらしいです。
まさしくここがパワースポットですね。
神崎神社にはここで紹介していない彫刻もまだあります。
文化財としても一見の価値がある龍の彫刻のパワースポット、12年に一度の辰年参りをしてみてはいかがでしょう。

住所:鳥取県東伯郡琴浦町赤碕210
電話:0858-55-0598
駐車場:有り