高知県土佐清水市にある、国立公園に指定されている「足摺岬」。

足摺岬には七不思議が伝えられています。
今回は、その一つである「地獄の穴」のご紹介。
「地獄の穴」は、灯台北門の50m北にあり、遊歩道を東に5m入ったところにあります。
足摺岬から灯台までの散歩道にあるので、必ず目にしますよ。
この穴は、灯台下の洞窟(亀の洞)まで、通じているといわれていて、この穴に硬貨を投げ入れると、チリーン・チリーンとしばらく音が聞こえて来るそう。金剛福寺付近まで通じるこの穴に硬貨を投入するのは、先祖が地獄に落ちている人があれば、引上げて貰う事を願い又、先祖の霊をなぐさめ供養になると云われていますが。
今は埋まっているそうですよ。覗くとお賽銭が見えるそうなので。
なんだか気後れして私は投げませんでしたが、トライしてみてはいかがでしょう。
足元の悪い石段を上がったところにあります。
昔々はここで懇願する方がたくさんいたのでしょうか。
七不思議の七は、数ではなくごろ合わせで、不思議は21あるといわれています。なんだかそういうお話って興味深いですよね。