先日、用事があって高松まで出かけた際、ふと思い立って「石清尾八幡宮(いわせおはちまんぐう)」にお詣りをしました。

しましまさんの記事で見かけてから気になっていたし、高松では有名な神社だということも知ってはいたのですが、なかなか行く機会がなく。

でもなぜか、その日は予定もスムーズに進み、時間に余裕もあって、自然と足を運んでいました。
立派な石の鳥居をくぐると、両側に狛犬がお出迎え。

凛々しいお顔をしていて、気持ちが引き締まります。

ご由緒書きを見れば、ご祭神は仲哀天皇、応神天皇、神功皇后の三柱。

天皇家とも関わりが深い、八幡神社ならではの空気感が境内には満ちていました。
まっすぐにのびた参道を進み、広い石段を上がると、そこには大きく立派な社殿が。

わたしが訪れたときには、巫女さんが拝殿で舞の練習をしていて、貴重な光景を見学することができました。
ひとしきり舞を見学した後は、しっかりとお詣りをしました。

長らく悩んでいた自分自身の問題も落ち着きつつあり、最近の暮らしもとても穏やか。

ひきつづき頑張ろうという決意と感謝の念を込めて、わたしは柏手を大きく打ちました。

スピリチュアルには全く縁がない私ですが、なぜか今日は導かれるようにここに来た感じがしていて、巫女さんの舞も見られたし、気持ちよくお詣りもできたし、とても幸せな時間でした。
境内には、大きな絵馬堂や摂社末社も数多くあり、多くのひとから愛され、大切に信仰されているお宮さんだということがわかります。

おみくじを引こうと社務所の受付に行けば、猫がのんびりと陣取っていて、なんだかとてもやさしい気持ちになりました。
おみくじは末吉。

苦しい冬を乗り越えれば、そこはあたたかな春ですよ、というような言葉が書いてあって、今まさにその冬が終わるところなのかもしれない、と希望に似た気持ちを抱きました。

何度も言いますが、スピリチュアルには縁がないわたしです。

それでも今日は、「もうすこしだから。だから、がんばれ。」というメッセージを大きな存在から受け取ったような、そんな不思議で心強さに満ちた日となりました。

高松を訪れる機会がありましたら、ぜひ石清尾八幡宮へ。

日々懸命に暮らしているあなたの背中を、そっと押してくれますよ。