名峰大山の頂上をバックに河津桜が見られる「河津桜の丘」があるのは、地元野菜やお土産品が買える大山ガーデンプレイスのすぐ近くです。
河津桜の丘は、まだ歴史が浅く若い木が多いのですが、雪をかぶった大山の美しい姿と河津桜とのコラボがとても美しい桜の名所です。
※画像奥が大山ガーデンプレイス
河津桜の丘は、大山ブナを育成する会の会長吉岡淳一氏が2017年から始められました。
桜のオーナー制で運営されており、会員が中心となって植樹を進め、現在は川津桜が62本あるようです。
それぞれの木の元にネームプレートがつけられているなど、河津桜の丘に手作り感が強いのは、看板やベンチ等も会員の方たちの手作りによるものだからなんですね。
桜の木の成長と共に、まだまだこれから整備が進んでいくと思われます。
河津桜の丘を知らない人でも、横を通りかかったら冬の大山路にいきなり現れる美しい風景に思わず目が留まります。
国立公園の名峰と河津桜とのコラボ写真は全国的にも珍しいかもしれません。
雪の大山の白と河津桜の濃いピンク、冬の澄んだ青空とのコントラストは本当に美しいです。
河津桜の良い点は、まだ春浅い2月から咲き始めるので開花時期が1ヶ月くらいと長く楽しめる点です。
日本人が大好きなソメイヨシノが咲く前に、花見気分を大いに盛り上げてくれます。
近くの大山ガーデンプレイスにも春の恵みが並び始めています。
ふきのとう、菜の花…この時期特有の苦み食材、人間の体が冬の眠りから目を覚ますのに効果的だそうです。なるほど、理にかなっているんですね。
河津桜の丘
住所:鳥取県西伯郡伯耆町丸山1800
電話:なし
駐車場:有り(道路向かいのガーデンプレイス内等に駐車可能)