仙台駅の駅ビルS-PALの地下に「ロワイヤルテラッセ」という洋菓子を扱う店舗があります。
仙台に住んでいれば間違いなく誰もがインプットしてあるこちらの定番は「生パイ」。サクサクっとした舟型のタルト生地に特製のカスタードクリーム風味の甘さ控えめ生クリームがぎっしり。その上には蔵王の雪山のような粉砂糖が溢れんばかりに載っています。とにかく文句なしにウマい!
時々無償に食べたくなって1個買いしてしまいます。ただ、仙台市内にしか店舗がなく、保存期限が4時間、賞味期限が1日なので「仙台のお土産」としては定着しづらい。そのせいか「仙台人だけのとっておき」になっていました。
それがいつの間にかオンラインで購入できるようになっていました。クリーム部分を冷凍し、トッピングを別にすることで、冷凍状態のままなら20日間の保存が出来るようになったようです。
オンラインショップのリンクで気づかれた方もいらっしゃるでしょう。そう、ロワイヤルテラッセはあの「萩の月」の菓匠三全が展開しているお店なんです。
「萩の月」とは全く趣の違う洋菓子「生パイ」はちょっと濃いめに煎れた紅茶とよく合います。仙台人がこっそり味わっていた密かな楽しみをご自宅で堪能してくださいね。