今年もやってまいりました春の「犬山祭り」。
1635年(江戸時代初期)に始まり、今年2024年で第390回を迎えました。
犬山城下町の13の町内が車山をもっていて、
13輌の車山が針綱神社前に集まると壮観ですよ~。
毎年多くの観光客の方が訪れます。
犬山祭りが開催されるのは4月の第一土曜日・日曜日。
犬山祭りの都市伝説?で、
2日間のどちらかは雨!の確率がかなり高い!
…はずなのに、今年は汗をかくほどの陽気が続きました♪
はい、出発しますよー。
こちらは外町(お城から最も遠い町内)の車山「梅梢戯(ばいしょうぎ)」。
外町では、お祭りの1週間前に車山を組み立てます。
そうです、ここではお祭り期間以外は部品ごとにバラバラになって車山蔵に保管されているんです。
(他の町内は組み立った状態のまま蔵におさめられています)
後ろに桜とお城が見える、我ながらいい写真です!
子どもたちの金襦袢も映えますね。
車山を動かしているのはお手古(てこ)さん。

前舵(まえかじ)といって、舵取りの役割を担う先頭2人の手古さんは
経験が必要とされる重要なポジションだそう。
夜は各車山がちょうちんをつけて町を進みます。
ちょうちんをつけた夜車山が針綱神社前に並ぶのは、
約30年ぶりだったそう。
300年前にもこの光景があったのかな?と思うと幻想的ですよね。
我が家は毎年家族でお祭りに参加しています。
夫は手古さん、子どもは小太鼓。
私はず~っと後ろにくっついて子どものサポートをしたり、買い食いしたりしています。(笑)
見る側からやる側(?)になってみて思うのは、
祭りを愛しすぎちゃってる男たちがほんまもんのガチだということ…(笑)

彼らのような人々の情熱が長い歴史の中に織り込まれ、
連綿と続いているんだと思います。
そして我が子ももれなくお祭り好きなようなので、
子どもたちが大人になっても、100年後でも、
続いていってほしいなあと感じたのでした。
もし足を運んだときには、祭り男たちのガチな様子を
ぜひご覧ください♪