奈良国立博物館で2024年6月9日まで、生誕1250年記念特別展
「空海 KŪKAI-密教のルーツとマンダラ世界」が開催されています。

この日は知人にお能の演能会にお誘いいただき、
帰り際に寄らせてもらいました。
春雨の中、会場の奈良国立博物館に向かいます。
伺ったのは何年ぶりでしょうか。
館内は撮影禁止でしたが、
弘法大師空海が伝えた曼荼羅(マンダラ)の世界観が感じられる
「両界曼荼羅」や国宝の「五智如来坐像」、
重要文化財の和歌山・金剛峯寺「大日如来像」や正智院の「不動明王像」などが展示されていました。
畏れ多いですが、もし弘法大師空海が令和の時代に生きていたら、
SNSインフルエンサーや売れっ子YouTuberとして
日本の良さを世界に発信していたのではないか。

そう感じさせられるほど、弘法大師空海にまつわる展示を拝見する中で、
いろいろなアイディアも溢れてきました。

グッズコーナーにも、弘法大師空海にちなんだ「筆マスコット」や
Tシャツ、お菓子などさまざまなグッズが並んでおり、賑わっていました。
博物館にある庭園の池の波紋も美しかったです。
近くの奈良公園にて。
奈良の鹿は人懐っこく、目が合うとやって来ました。
帰りは奈良駅に近鉄の観光特急「あをによし」も停まっていました。
「あをによし」を見送った後、近鉄特急で帰宅。
奈良の特産「柿の葉寿司」の駅弁と大和茶をいただき、旅の疲れを癒しました。

大和茶は、弘法大師空海が唐からお茶の種子を持ち帰って伝えたと言われる、
歴史あるお茶。
ご馳走様でした!
【スポット情報】
生誕1250年記念特別展「空海 KŪKAI-密教のルーツとマンダラ世界」

開催場所:奈良国立博物館
     奈良市登大路町50番地(奈良公園内)
開催期間:2024年4月13日(土)~6月9日(日)※毎週月曜休館日
開館時間:9:30~17:00 ※入館は閉館の30分前まで
アクセス:近鉄奈良駅から徒歩約15分
     JR奈良駅または近鉄奈良駅から市内循環バス外回り
     「氷室神社・国立博物館」バス停下車すぐ