上賀茂神社は京都最古の歴史を持つ一社であり、「古都京都の文化財」の1つとしてユネスコの世界遺産に登録されています。
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境内には24社の摂末社があり、第1摂社に定められているのが片山御子神社、通称「片岡社」です。
片岡社は上賀茂神社の祭神である賀茂別雷大神の母神である賀茂玉依姫命をまつり、縁結び、子授け、安産の神様として女性から厚い信仰を受けてきました。
片岡社は上賀茂神社の祭神である賀茂別雷大神の母神である賀茂玉依姫命をまつり、縁結び、子授け、安産の神様として女性から厚い信仰を受けてきました。
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紫式部も片岡社に参拝し、恋の成就を願ったと伝えられており、そのときに詠まれた
「ほととぎす 声まつほどは片岡の もりのしずくに たちやぬまれし」
という歌が新古今和歌集に収められています。
「ほととぎす 声まつほどは片岡の もりのしずくに たちやぬまれし」
という歌が新古今和歌集に収められています。
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この「ほととぎす」というのは紫式部が思いを寄せる男性のこと。紫式部が思いを寄せる男性とはいったい誰だったのか、興味はつきません。