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この季節、じわじわと店頭に並んではスイーツ界を盛り上げてくれる、桃のデザート！じゅわっと広がる香りと上品な甘さは、ちょっぴり贅沢で、ここぞというときに頬張りたい。今年はどこで買おうか…考えた中、気になったのがこちら。
佐賀市蓮池町にある「ポムドール」。もとは和菓子からスタートしたという3代続く洋菓子店で、市街地から離れた、田んぼや住宅が並ぶ通りにひっそりと佇んでいます。その立地と木々に覆われた外観は、絵本の中の世界のよう。
この「ももッ娘」が気になって、来店！お店のオープン(10時)から1時間後の、11時に店頭に並びます。事前予約不可で、当日の12時以降からは取り置き可能。ふらっと立ち寄ることが多い筆者にとって、「来店優先」のスタイルはありがたい。
…と思いながらも、訪れたのは結局13時前…。
中に入り、ショーケースに向かうと
残念！すでに完売していました。聞くと、12時ごろには売り切れたとのこと。出遅れてしまいました。平日ということで少し油断していましたが、やはり確実に買いたいのなら、11時すぐの来店が間違いない。
「だいたい1日に何個並ぶんですか？」と聞くと、日によってバラバラなんだとか。というのも、毎朝、桃の熟成具合を確認した上で、作るケーキの数が決まるそうです。なるほど、きっちり基準を満たした桃だけを採用することで、極上の逸品が完成するというわけです。
残念ですが、気を取り直して再びショーケースと向き合い、吟味。よーく見ると、いくつか気になる名前が、「天使のウインク」や「風は秋色」「小麦色のマーメイド」…なんと、いくつか松田聖子さんの曲名が。世代ではないものの、その遊び心にクスッとしてしまいます。懐かしく感じる方もいるのでは。
「生クリームと珈琲ゼリー」(400円)と、「杏仁豆腐 フルーツ添え」(430円)を購入。
クリームの層が分厚く、ぽってり濃厚な甘さが絶品！喫茶店で珈琲に添えられる生クリームを思い出します。ビターなゼリーとのバランスが絶妙です。
こちらは杏仁の風味は控えめで、パンナコッタに近い感じ。癖がなく、つるんっとミルキーな口当たりはコクも感じつつ、さっぱり感もあり食後のデザートにもぴったりです。
期間中にまた買いに行けるかな…と思いつつ、今回のスイーツ含め、ほかの商品も美味しそうなものばかり。桃目当てに来店する方も、ぜひ一度、ショーケース越しにじっくり吟味して頂きたいラインナップです♪