嵐山の渡月橋も、いつもはたくさんの人で混雑する場所ですが、朝早く行けば静かな雰囲気。
橋の上からゆったり景色を眺めて過ごしました。
橋の下を流れるのは、大堰川(上流が保津川、下流が桂川)です。

渡月橋は、元々は法輪寺橋という名前だったそう。
法輪寺に向かうため、お坊さんが橋を架けたのが始まりだったとか。
渡月橋という名前になったのは、橋の上の空を移動していく月を眺めた亀山上皇が、「くまなき月の渡るに似る(雲ひとつない夜空に、満月が橋を渡っているかのように見える)」と言ったことからだそう。
以前、満月の日に渡月橋を訪れたことがありましたが、とてもきれいでした。

橋のたもとにある広々とした敷地は、嵐山公園の一部である中ノ島公園。
春には桜がきれいな場所です。
曇り空ですが、間から光が差して神秘的な光景。
朝日もきれいだそうで、見てみたいものです。
朝の渡月橋、ゆったりと静かな時間でした。

渡月橋の情報
京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町1-5