温泉、トラフグ養殖で知られる米子市の「白鳳の郷」に隣接した場所に、伯耆古代の丘公園があります。
この辺りは古墳が多い鳥取県の中でも、特に17基もの古墳が集まっている場所ですが、伯耆古代の丘公園は、古代の人々の生活に心を寄せながら、四季通じて桜や様々な花が楽しめる公園になっています。

特に、2000年前の古代ハスの1つ大賀ハスを種から育てられており、花が観られる7月頃は、「ハス月間」として一年で一番注目を浴び早朝から人々が訪れています。
ハス月間は、平日は8時から土日祝日は7時から開園しています。
入場無料なので毎日何度も散歩やウォーキング、写真撮影に訪れる人がいらっしゃる人気のスポットです。
※下図は古代ハス 大賀ハスです
公園の池の周りに約40種類、それ以外の通路に約50種類、合わせて約85種類のハスがありこれは西日本最多級だそうです。
一斉に咲かないので何度か足を運ぶと、折々に違うハスの開花を見られて楽しめます。
ハスの花は朝6時ごろ開花し始め、10時ごろには閉じ始めます。
だから、なるべく早く行くのがおすすめで、ハス月間は平日は8時から土日祝日は7時から開園されています。
人の背丈より高いハスもあって圧倒されます。花を上から見ようとしても難しいです。
中でも「妙蓮(みょうれん)」という品種は花が二重に咲くのでとても珍しいらしく、ガイドさんが特にアピールされていました。
通路にあった妙蓮はこの日はまだ蕾でした。
たくさんの種類の古代ハスがあって、花をまじかで見たり触れたりできる場所はたくさんないのでありがたいです。

古代人もこの同じ花を見ていたのでしょうか?
大きなはっぱを傘にしたりしたのでしょうか?
ハスの実を食べたりしたのかな?
想像すると楽しいですね。
伯耆古代の丘公園 ※ハス祭りは7月に開催
住所:鳥取県米子市淀江町福岡1529
電話:0859-56-6817
開園:9:00~17:00
休園:第2・第4水曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始(12月29日から1月3日)
駐車場:有り