蘆山寺(ろざんじ)は京都御所の東にある寺院です。
近くには萩の花で有名な梨木神社がある静かなエリア。
昭和40年(1965)に紫式部の邸宅址であることがわかり、以降紫式部や『源氏物語』ファンの聖地ともなっています。
境内には厄除大師として知られる角大師こと元三大師(がんさんだいし)がお祀りされている元三大師堂や紫式部の歌碑、本堂、源氏庭があります。
源氏庭では6月から9月にかけて清楚な紫の花が美しい桔梗が咲きそろい、とても素敵な景色です。
源氏庭にも「紫式部邸宅跡」の碑が。
紫式部が『源氏物語』を執筆したのがこの蘆山寺。
静かな本堂の広縁に座って源氏庭を眺めていると、平安の昔にいるようなそんな気分が味わえそうです。
2024年の大河ドラマ『光る君へ』ではいよいよ紫式部が『源氏物語」の執筆を始めました。
千年以上前のこの地に紫式部がいた。
そう思うだけでなんだかワクワクしてきます!
蘆山寺の基本情報
  • 住所 京都市上京区北之辺町397
  • 拝観時間 9:00~16:00
  • 拝観料 大人500円/小中学生400円
アクセス
  • 最寄り駅 京阪「出町柳」・「神宮丸太町」徒歩約15分
  • バス 「府立医大病院前」徒歩約5分