夏季休暇で由布院へ旅行に。車で行けば移動も荷物も楽だけれど、せっかくなので電車で行こう!ということで、JR九州の観光列車「ゆふいんの森」に乗ることに。電車好きの子どもたちは大喜び。だったのですが…なんと車両の不具合で行きは代車に乗ることに。またそれは後日、アップします♪
がっくりと落ち込んだ1日目でしたが、なんと翌日には復旧!朝イチ、窓口に行くと、12時発の便の席をとることができました。もともと事前にネットで予約しないと乗れないゆふいんの森。もともと帰りは在来線の特急で帰る予定だったので、むしろラッキー?!なんとボックス席をとることができました。
渋みのある緑色の車体。「ゆふいんの森」は今年、運行開始から35周年を迎える人気観光列車。Ⅰ世、Ⅱ世の2種類で、前者が運行開始の1989年から走っているゆふいんの森3号・4号。後者が1999年運行スタートの、ゆふいんの森1・2・5・6号。Ⅱ世は電車などの工業デザイナーとして有名な水戸岡鋭治さんがデザインしたものです。今回乗ったのはⅡ世。
よりスタイリッシュに、木の質感を感じる深緑色で、レトロさと高級感を兼ね揃えています。それぞれの車両間にお手洗いや多目的スペース、売店スペースがあるほか、車両と車両の間が吊り橋のようなデザインで繋がっているところも。
乗車してすぐは、特に大賑わいの売店。ドリンクやグッズの他、お弁当やスイーツも販売しています。筆者の車両は売店からすぐでしたが、ワゴンサービスが来るまで待機。
事前にグッズの一部は買っていたので、車中用のドリンクを購入しました。
ゆふいんビールと、ゆふいんの森サイダーをシェアして乾杯!湧水をつかったビールとサイダーの味は澄んでいて、爽やか。
1番人気の、先頭車両の展望席の横で窓からの景色を眺めたり。
子ども用に試着用で置いてある車掌さんコーデを楽しんだり♪ゆったりとした造り・デザインで居心地が良いうえ、車内を気軽に行き来できるので、子どもたちも退屈せず楽しめます。
アナウンスで紹介された、日田市天瀬町と玖珠町の間にかかる、「慈恩の滝」。巨大とまでいかないものの、ゴウゴウと水しぶきをあげる滝の姿は迫力あり。目に前に来ると徐行運転してくれるので、見逃す心配もありません。
あっとういまに博多の到着。楽しめるポイントがたくさんあるので、2時間の運行時間も気づけばもう終わり。降りるのが惜しいくらい、素敵な空間です。約6年ぶりの乗車でしたが、やはり大人も心躍ります。博多駅発の観光列車って意外とゆふいんの森だけなので、1番気軽に乗れる観光列車として、プチ旅行に最適です!ラグジュアリーな空間で移動時間もしっかり楽しめますよ♪
【JR九州 観光列車】
ゆふいんの森