前回ご紹介した大沼の浮島から車で15分ほどの場所に、昭和21年に開田された比較的新しい棚田があります。
椹平の棚田と呼ばれ、平成11年に「日本の棚田百選」に認定された場所だそうです。
「神が落とした扇の田」と地元の人たちから呼ばれており、約200枚ほどの扇状に整然と並ぶ景観は、訪れる人々を魅了しています。
一本松公園からは、棚田の全体を見渡すことができ、扇状に綺麗に並ぶ棚田には感動すら覚えます。
リンゴを販売していた地元の人にお話を聞いてみると、9月後半ぐらいになると、緑色から黄金色に染まるのではないかとのこと。
一本松公園から少し進むと、第2展望台に行くことができ、より近くで棚田の様子を見ることができます。
風で揺れる稲穂の姿は、どこか柔らかく優しい光景でした。
黄金色に染まった扇の田は、どんな姿を見せてくれるのでしょうね。