摩利支天堂は日本三大摩利支天の一つで、建仁寺の南西に位置する塔頭・禅居庵にあります。三大摩利支天の残り二か所は、金沢の宝泉寺と東京の徳大寺だそう。
開運と勝利を司る摩利支天を祀り、境内にはお遣いのイノシシがいっぱい!
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手水社では、イノシシの口から水が出ていました。
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狛犬ならぬ狛猪。
その下には参拝者が奉納したおみくじのイノシシが並んでいます。
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とっても可愛い陶製のおみくじ。
亥年にはぜひ、このおみくじを引きに来たいものです。
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摩利支天とは仏教の神様で、威光、陽炎を神格化したものなのだそうです。
毎月最初の亥の日は、御縁日としてたくさんの人が訪れるそう。
摩利支尊天堂の情報
本堂は戦国時代に一度焼失しましたが、織田家によって再建されたと伝えられています。
勝利の神様のため、戦国武将からの信仰も厚かったようですね。
小さな境内ですが、とても活気のある雰囲気でした。
京都市東山区小松町146
拝観時間:9:00~17:00