京都の松尾大社には、重森三玲による庭が3つあります。
そのうちのひとつが「曲水の庭」。
庭苑には、受付を通って入ります。

曲水の庭は、曲がりくねった水路が特徴的な曲水式庭園を、重森三玲が現代的に表現したもの。
平安時代、曲水式庭園では平安貴族が曲水の宴と呼ばれる遊びを行っていました。
盃が自分の元まで流れてくるまでに歌を詠むという優雅な遊びです。
くねくねした水路は、盃を流すのにちょうど良かったのでしょうね。

庭の奥にある鮮やかな建物は葵殿。
神前結婚式が行われる場所です。

庭を流れる水は、松尾山から流れてくるのだそう。

こちらは神像館の入り口。
小さなスペースですが、松尾大社所蔵のご神像が21体展示されており、スタッフの方から説明も聞けて面白かったです。
松尾大社の境内は広く、本殿以外にも観光スポットが豊富です。
ほかの見どころもまた別の機会に紹介したいと思います。
松尾大社の情報
京都市西京区嵐山宮町3