特別公開中の建仁寺の塔頭・西来院の魅力をご紹介します。
こじんまりとしたお寺ながら、現代のアーティストによるさまざまなアート作品が飾られ必見です。
金屏風は、陳漫さんというアーティストの作品。
昔の日本の屏風には見られない、現代風のタッチでオシャレですよね。
こちらも陳漫さんによる天井画の白龍図。
モノトーンでシック。屏風とはまた違った雰囲気です。
建仁寺の法堂の双龍図と見比べてみるのも面白いかも。
こちらは京都の壁画絵師・木村英輝さんという方が描いた二曲一双の屏風です。龍が阿吽の表情で描かれています。
こちらは西来院に居を構えていた建仁寺の11代目住職、蘭渓道隆の肖像画です。建仁寺は、この蘭渓道隆によって禅寺として確立されました。西来院では蘭渓道隆の名前にちなみ、蘭の花をたくさん植えているようです。
開花の時期にはまた特別公開があるのでしょうか。楽しみにしたいと思います。

西来院の情報
京都市東山区小松町563-1
拝観時間:10:00~17:00
特別公開:2024年12月31日まで