だがしやじゅんぱち
グルメ・その他
香川県丸亀市垂水町2028−6
[地図]
懐かしい居場所~だがしやじゅんぱち~
グルメ・お店
香川県・丸亀市
本日は、丸亀市垂水町につい最近グランドオープンした駄菓子屋さんをご紹介。
願誓寺というお寺にほど近い住宅街へ入ってゆくと、やがて「駄菓子屋」の旗が見えてきます。
近づいてみれば、どう見ても住宅街にある、ふつうの一軒家。
旗がなければ、どなたかのお家としか思えない。
でも、そう、それが「だがしやじゅんぱち」なのです。
旗がなければ、どなたかのお家としか思えない。
でも、そう、それが「だがしやじゅんぱち」なのです。
何度見てもふつうの一軒家ですが、ひるがえる旗と、庭に集まる子供たちの賑やかさで、ここが駄菓子屋だとわかります。
この日は卒業式間近で、学校が早く終わったらしく、子供たちはみんな吸い込まれるように家の中(店の中)へ入っていきます。
大人のわたしも負けじと入店。
それにしても、玄関ひとつとってみても、どこまでもふつうのお宅すぎて笑えてきてしまいます。
おもわず「おじゃまします」と言ってお店に上がってみれば、入ってすぐの座敷に所狭しと駄菓子が!
当たり付きのガムやチョコレート、うまい棒やさくら大根、ココアシガレットにラムネ。。何を選んだらいいのかわからなくなるほどバラエティに富んだ駄菓子の数々に嬉しくなってしまいました。
価格は10円ほどのものから数百円のものまでありますが、ほとんど100円か200円あれば十分楽しめる価格帯。
見れば、子供たちだけでなく、大人も訪れては駄菓子を買って帰ってゆきます。
子供たちに交じって、大人も真剣に駄菓子を選んでいる光景。
陳列棚は子供たちに合わせて低く作ってあるので、大人たちは腰をかがめ必死の形相で駄菓子を吟味。
シュールだけど、微笑ましくて、これまた笑ってしまいました。
わたしも色々かごに入れて、さて会計を、と思ってみても、レジには子供たちが行列を作り、なかなか会計の順番が来ない盛況ぶり。
レジでは30円ほどのくじも数種類販売しており、駄菓子とはまた別のお楽しみに興奮気味な様子。
当たったおもちゃに一喜一憂している子供たちを見ていると、自分の子供ではないけれど、そんなの関係なく、子供って大事な存在だと思ったし、この子たちがこれからもどうか幸せでありますように、と願わずにはいられませんでした。
店主の宮崎さんは、祖父母の持ち家だったこの家を譲り受けたことがきっかけで駄菓子屋をオープンしました。
だがしやじゅんぱちは、宮崎さんのひとつの拠点であると同時に、地域のひとたちの居場所として、開かれた空間と時間を提供しています。
奥にはイートインスペースやマッサージチェア(なぜ)もありますので、ゆっくりと足をのばして、だがしやじゅんぱちを満喫することも可能ですよ。
子供も大人も楽しめる一軒家の駄菓子屋さんに、あなたもぜひ。
だがしやじゅんぱちの情報は公式InstagramにてCheck☆彡