石川県珠洲市
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珠洲の状況と周辺の様子①〜地震から約5ヶ月〜
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石川県・珠洲
2024年5月30日に珠洲市へ行ってきました。 今回は、能登半島地震の被災者を支援するボランティア団体「のとささえーる」メンバーとして同行しました。
ビガップ石巻代表阿部さん
まずはビガップ石巻代表阿部さんと珠洲ささえ愛センター職員さんと珠洲市社協で今の現状とこれからの支援についてお聞きしました。
珠洲ささえ愛センターの職員さんは、初めての大きな地震で何をどうしてよいかわからないので、ビガップ石巻代表の阿部さんのような経験者がいることで、今後起こりうることを想定しながら、必要な支援を一緒に考えていけるのは大変心強いというお話をしていました。
仮設住宅の入居が進んでいるが、田舎の家は広いので、仮設住宅の狭さがストレスになっている人もいるそうです。
仮設住宅と今までの家での生活と違うというのは、場所も違うし、ご近所さんも違いますよね。
毎日ちょいちょい顔を合わせる人より、たまに来るよそ者の方が話しやすいことがあったり、たまに来るから気づく変化などもあるかと。
これは東日本大震災のときに石巻にボランティア活動をしていた人も同じことを話していました。
珠洲ささえ愛センターの職員さんは、初めての大きな地震で何をどうしてよいかわからないので、ビガップ石巻代表の阿部さんのような経験者がいることで、今後起こりうることを想定しながら、必要な支援を一緒に考えていけるのは大変心強いというお話をしていました。
社会福祉法人すず椿さん訪問
のとささえーるの代表の薮下さんはグループホームを運営しており、すず椿さんは震災前から連絡を取り合っており、震災直後はなかなか連絡がつかず、心配していたそうです。
すず椿さんはグループホームとB型作業所、相談支援事業所を運営。
被災してから、B型作業所は休業し、DMATの宿泊場所として提供していたそうです。グループホームは水は出なかったのですが、建物の倒壊は免れたため、入居者とスタッフの家族も避難してしばらくは共同生活していたそうです。
すず椿さんはグループホームとB型作業所、相談支援事業所を運営。
被災してから、B型作業所は休業し、DMATの宿泊場所として提供していたそうです。グループホームは水は出なかったのですが、建物の倒壊は免れたため、入居者とスタッフの家族も避難してしばらくは共同生活していたそうです。
理事長の宮野さんはスタッフ、B型作業所利用者の安否を確認するため、避難所なども回り、全員の安否が確認できたのは1/17になってからだったというお話や、自分自身も被災し、建物のり災証明のための手続きなどを進めている中、ご苦労がきっとあっただろうにと頭の下がる思いです。
現在はB型も再開し、2次避難から金沢市周辺に移住した利用者もおり、利用者は減ったものの、皆さん、一生懸命に作業していらっしゃいました
作業所が通常通り開所されていることは、特徴のあるお子さんがいる家族にとってもとてもありがたいこと。
今度のとささえーるが開催するイベントで、こちらで作っている封筒や小さいキリコなどを販売できるようにお願いしています。