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五山の送り火の火床、大文字山を登る
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観光・レジャー
京都府・祇園・東山・北白川
東山にある如意ヶ嶽は、通称大文字山と呼ばれ、夏に行われる五山の送り火では「大」の字の火床になる山です。
火床の辺りまでは、小学生も遠足で訪れるちょっとしたハイキングコース。
銀閣寺の山門の左手奥へ10分ほど進むと、登り口が現われます。
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火床までは30分ほどで到着。
「金尾(かなわ)」と呼ばれる、大の字の三画が交わる部分です。
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京都が一望できる素晴らしい眺めです。
こうして見ると、やはり盆地なんだなあと思います。
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金尾から少し上の火床。
火床から更に30分ほど登ると山頂に着きますが、ここから先は普通に山登りになるので、注意が必要です。
また、山頂から蹴上方面へ降りることもできるのですが、結構道に迷いやすいポイントがあります。
「毎年何件か遭難があるんですよ」と、山で出会った人が教えてくれました。
標高472mとはいえ、山登りはしっかり準備が必要ですね。
火床までは、道も整えられていて登りやすいので、ぜひ訪れてみてください。